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鍼灸国家試験落ちた第35回

1. 合格を勝ち取った人たちのリアルな学習時間鍼灸師の国家試験(はり師・きゅう師)は、東洋医学から西洋医学、さらには関係法規まで非常に幅広い知識が問われる試験です。毎年不合格になってしまう方も決して少なくありません。それでは、見事合格を勝ち取った人たちは、普段どれくらいの勉強時間を確保しているのでしょうか。

最も多いのが、普段の学校生活や仕事がある時期で「1日3〜5時間」、そして年明けからの直前期(1月〜2月)には「1日8〜10時間」にペースを引き上げるというパターンです。もちろん、ただ机に向かっている時間だけが重要なのではありません。重要なのは集中力です。働きながら受験する社会人などは、まとまった時間が取れない代わりに、スキマ時間を徹底活用し、質を重視して「毎日3時間」を濃密に継続しています。

 

2. 「落ちた原因」を徹底的に分析する不合格という結果を受け止めるのは非常に辛いものですが、まずは「なぜ落ちたのか」を冷静に分析することが再挑戦への第一歩です。多くの不合格者にありがちなのが、「過去問の答えを丸暗記してしまっていた」「苦手な西洋医学(解剖学や生理学など)から逃げていた」というパターンです。国家試験は同じ問題がそのまま出ることは少なく、少し角度を変えて問われることがほとんどです。そのため、単なる暗記ではなく「なぜその選択肢が正解で、なぜ他の選択肢は間違っているのか」というメカニズムを理解することが大切です。また、模試の成績表を見直してみてください。「東洋医学概論」や「経絡経穴」で得点を稼げても、必須問題や基礎的な西洋医学で足切りに遭うケースが非常に多いです。自分の弱点はどこなのかを可視化し、そこを重点的に補強するスケジュールを立てましょう。

 

3. 「時間」よりも「スケジュール管理」と「勉強の質」1日に何時間勉強するかという「量」も大切ですが、それ以上に重要なのが「勉強の質」と「スケジューリング」です。例えば、朝の通勤時間や昼休みなどの15分〜30分のスキマ時間は、暗記モノ(経穴の名前や東洋医学の五行など)に充てます。そして、夜のまとまった時間で過去問の解説を読み込むといったように、メリハリをつけることが重要です。また、1人での勉強に行き詰まりを感じているのであれば、国試対策の予備校やオンラインの勉強会を活用するのも非常に有効です。厚生労働省のホームページで過去の試験問題や合格基準を確認し、最新の出題傾向を把握することも忘れてはいけません。

 

4. 次の試験に向けたメンタルと生活習慣の立て直し試験に落ちてしまうと、「また落ちたらどうしよう」という不安やプレッシャーに押しつぶされそうになります。大切なのは、不合格を自分の全否定と捉えず、「知識を深めるための猶予期間をもらった」と前向きに捉え直すことです。生活習慣の乱れは勉強の効率を著しく下げます。毎日同じ時間に起き、決まった時間に勉強を始めるというルーティンを作りましょう。適度な運動を取り入れることで、脳の血流が良くなり、記憶の定着率もアップします。まとめ:焦らず、一歩ずつ確実に鍼灸国家試験の合格には、毎日の地道な積み重ねが不可欠です。「みんなが1日何時間やっているか」に過剰に焦る必要はありません。自分に合ったペースで、毎日3〜5時間(直前期は8〜10時間)の質の高い学習を継続できれば、確実に合格は見えてきます。今回の挫折をバネにして、基礎からしっかりと知識を積み上げ、来年の春には見事、鍼灸師としての第一歩を踏み出しましょう!

第35回の国家試験に向けて!

 

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2026年05月18日

国家試験不合格という事実を考えよう

 

鍼灸師を目指す受験生にとって、国家試験の不合格通知は人生の歯車を大きく狂わせる大きな衝撃です。「内定が取り消された」「明日からの生活費はどうしよう」「無資格のまま助手として働ける場所はあるのか」といった不安が一気に押し寄せ、深い絶望感に襲われる人は少なくありません。

しかし、ここで立ち止まってしまう必要はありません。国家試験の不合格は「キャリアの終わり」ではなく、「プロとしてより強固な土台を作るための準備期間(執行猶予)」です。

 

本コラムでは、試験直後の混乱を乗り越え、経済的・精神的に安定した浪人生活を送りながら、翌年のリベンジ合格と理想の就職を勝ち取るための具体的なロードマップを徹底解説します。

 

1. 内定取り消しの現実と直後の危機管理

1.1 内定取り消しは違法ではないのか?多くの鍼灸院や接骨院、サロンでは、求人の条件に「国家資格(はり師・きゅう師)の取得」を掲げています。そのため、不合格が確定した時点で「採用条件を満たさなくなった」とみなされ、内定取り消し(または内定辞退の勧告)となるケースがほとんどです。これは労働法における「解約権の留保」に基づく合法的な処置であり、原則として覆すことは困難です。

1.2 内定先への迅速な連絡と誠実な対応不合格が分かったら、気まずくても当日または翌日中に必ず内定先へ連絡を入れてください。結果を隠したり、連絡を先延ばしにしたりすることは絶対NGです。連絡時には以下の3点を誠実に伝えます。不合格となり、期待に応えられなかったことへの謝罪これまで採用活動を割いてくれたことへの感謝来年必ず合格する意志と、現在の内定の扱いについての確認

1.3 雇用形態を切り替えて「残留」できるケース一部の治療院では、資格不保持を理由に完全な解雇とするのではなく、「受付・助手(アルバイト)」として雇用形態を切り替えて残してくれる場合があります。内定先から「うちで受付をやりながら勉強するか?」と提案された場合は、生活費の確保と現場経験の維持を両立できる絶好のチャンスとなります。

 

2. 「無資格・助手」として働く際の法律の壁とリスク管理不合格後、治療院で「助手」や「見習い」として働きながら勉強を続けようと考える人は多いでしょう。しかし、ここには「あはき法(あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律)」に絡む重大な法的リスクが潜んでいます。

2.1 法律上「できること」と「絶対にやってはいけないこと」無資格の助手が医療類似行為を行うことは法律で厳しく禁止されています。

業務区分具体的な業務内容(例)法的判断許可される業務(一般事務・雑務)受付、会計、電話対応、院内の清掃、タオルの洗濯、カルテの整理、患者の誘導、物販(サプリ等)のレジ打ち合法

グレー・一部違法(準備・片付け)刺鍼部位への消毒、低周波治療器(パルス)の電極の脱着、赤外線灯の設置、お灸の灰の片付け違法性が高い(医療行為の補助とみなされるリスク)絶対に違法(無資格施術)患者へのマッサージ、触診、鍼を打つ、鍼を抜く(抜鍼)、お灸に火をつける完全な違法(あはき法第1条違反)

2.2 抜鍼(ばっしん)やパルス脱着の危険性「先輩が打った鍼を抜くだけなら大丈夫」「パルスの機械を外すだけなら」と、院長や先輩から指示されることがあります。しかし、抜鍼は出血や内出血、折針(せっしん)のリスクを伴う「施術の一部」であり、無資格者が行うことは明確な違法行為です。万が一、あなたが抜鍼した際に患者に健康被害が生じた場合、院だけでなくあなた自身も刑事責任を問われる可能性があります。

2.3 違法業者(ブラック治療院)の見極め方「実戦経験が積めるから」と言って、無資格のあなたに患者の身体を触らせようとする治療院は、コンプライアンス(法令遵守)意識が著しく低いブラック治療院です。「バレなければ大丈夫」と声をかけてくる保険請求の不正に関わらせようとする残業代が出ない、労働契約書を結ばないこうした職場に身を置くと、違法行為に加担させられるだけでなく、勉強時間を削られ、翌年の試験にも再び落ちるという最悪のスパイラルに陥ります。毅然とした態度で断るか、速やかに職場を変える決断が必要です。

 

3. 鍼灸浪人生の「生活費問題」と賢い資金計画浪人生活を送る上で、最大の現実問題が「お金」です。学費(予備校代など)、受験費用、家賃、食費をどのように確保するか、綿密な計画を立てなければなりません。

3.1 浪人生活にかかる費用の目安(年間)

生活費(一人暮らしの場合):約120万〜180万円(家賃・食費・光熱費など)

勉強費用(宅浪の場合):約5万〜10万円(参考書、模試代、通信講座など)

勉強費用(予備校・補習科の場合):約50万〜100万円受験費用:約3万〜5万円(受験手数料、交通費など)

3.2 勉強時間を圧迫しないおすすめのアルバイト生活費を稼ぐためのバイト選びは、「シフトの融通が利くこと」「精神的・肉体的疲労が少ないこと」が最優先です。医療事務・一般受付クリニックや一般企業の受付は、決まった時間で帰れるため規則正しい生活を維持しやすいです。夜勤・早朝の短時間ワークコンビニや物流倉庫の短時間夜勤は時給が高く、日中の勉強時間をまるごと確保できます。ただし、睡眠リズムを崩さない自己管理が必要です。試験監督・単発イベントスタッフ土日に集中して稼げるため、平日の勉強スケジュールを一切邪魔しません。リラクゼーションサロン・もみほぐし(※注意が必要)無資格でも働けるサロンは収入源になりますが、体力消耗が激しく、指の疲労で勉強の筆が持てなくなるリスクがあります。また、変な施術癖がつくと実技や臨床実習の感覚が狂うこともあるため、避けたほうが無難です。

3.3 給付金・奨学金・支援制度の活用雇用保険の失業給付(失業保険)学生時代に雇用保険に加入していた場合(社会人入学者など)は、ハローワークで手続きを行うことで失業手当を受給できる可能性があります。親族からの借入・教育ローンの相談恥を忍んで親に頭を下げ、1年間限定で生活費の支援を要請することも立派な戦略です。「来年必ず合格して返す」という誓約書を作り、覚悟を示しましょう。

 

4. 資格がなくても働ける!国家試験不合格者のための優良な就職先・職種「鍼灸院の助手は法律的にグレーで怖い」「一度、鍼灸の業界から少し離れて生活を安定させたい」という方に向けて、無資格でも大手を振って働けるおすすめの就職先を紹介します。

4.1 介護業界(機能訓練指導員の補助、デイサービススタッフ)介護施設(デイサービスや特別養護老人ホーム)でのケアスタッフやリハビリ補助の仕事です。メリット:高齢者とのコミュニケーション能力が身につき、脳梗塞後遺症や認知症など、将来の鍼灸臨床で役立つ疾患のリアルな動態を日常的に観察できます。親和性:資格取得後は、そのまま同じ施設で「機能訓練指導員」として昇格・キャリアアップできるケースが非常に多いです。

4.2 整形外科のクラーク・リハビリ助手病院や整形外科クリニックで、医師の診察補助(クラーク)や、物理療法(牽引キカイのセッティングなど)の補助を行う仕事です。メリット:医師のリアルな診断、レントゲン・MRIの画像所見、処方される西洋医学的薬剤の知識が自然と頭に入ります。親和性:医療従事者としての正しいマナーや、現代医学の基準を学べるため、将来「西洋医学に強い鍼灸師」を目指す上で最強のキャリアになります。

4.3 登録販売者(ドラッグストア・薬局)一般用医薬品(漢方薬を含む)を販売できる資格「登録販売者」を取得し、ドラッグストア等で働く道です。メリット:東洋医学の試験科目である「漢方・方剤学」の知識がそのまま実務に活かせます。アルバイトでも時給が高めに設定されていることが多いです。親和性:鍼灸だけでなく、サプリメントや漢方のアドバイスができる複合型のセラピストとしての強みが作れます。

4.4 一般企業(リラクゼーション・健康食品メーカーの営業・事務)健康系・美容系の一般企業でデスクワークやカスタマーサポートを行う選択肢です。メリット:完全に土日休み、残業なしの環境を選べば、予備校に通う時間を完全に固定できます。ビジネスマナーが身につくため、将来独立開業する際に役立ちます。

 

5. メンタル維持と来年のリベンジ合格に向けた勉強戦略浪人生活の最大の敵は、孤独と自己嫌悪です。「同級生はみんな働いているのに、自分は何をやっているんだろう」というプレッシャーに潰されないための戦略を解説します。

5.1 不合格の原因を冷徹に分析する「あと1点足りなかった」という人ほど、「運が悪かっただけ」と片付けがちです。しかし、その1点には明確な理由があります。基礎医学(解剖学・生理学)の理解が浅く、応用問題に対応できなかったか?東洋医学の暗記を後回しにしていなかったか?ケアレスミス(マークミス、問題文の読み飛ばし)が多かったか?まずは過去問や自己採点結果を開き、「自分がどの分野で確実に失点しているか」のデータをグラフ化してください。敵を知る前に、まず己の弱点を知ることがスタートです。

5.2 「宅浪」vs「予備校・母校の補修科」の選択宅浪(自宅浪人)費用:ほぼゼロ。リスク:モチベーション維持が極めて困難。最新の出題傾向や法改正のデータが入ってきにくい。予備校・補修科(週1〜3回など通学)費用:数十万円。メリット:強制的に勉強する環境が手に入る。模擬試験を定期的に受けることで、自分の全国的な立ち位置を常に把握できる。おすすめの妥協案:基本はアルバイトと宅浪で回しつつ、主要な予備校(医歯薬出版や各塾など)の「全国公開模試」だけはすべて現役生に混ざって現受することです。孤独感を解消し、適度な緊張感を維持できます。

5.3 1年間の合格スケジュール(年間計画表)【4月〜6月:基礎固め期】 ・解剖学、生理学、病理学の教科書を1から読み直す ・暗記ではなく「なぜその現象が起きるのか」のメカニズムを理解する 【7月〜9月:過去問徹底周回期】 ・過去10年分の国家試験問題を解く ・正解以外の選択肢(×の選択肢)が「なぜ間違っているのか」をすべて説明できるようにする 【10月〜12月:専門・東洋医学強化期】 ・東洋医学概論、経絡経穴概論の徹底暗記(語呂合わせの自作、経穴マップの作成) ・苦手科目の穴埋め、定期模試の受験開始(判定に一喜一憂せず弱点補強に使う) 【1月〜試験当日:超実戦・直前対策期】 ・本番と同じ制限時間で模試・過去問を解く(時間配分の身体感覚を養う) ・体調管理(睡眠時間の固定、感染症対策)を最優先にする

5.4 メンタルを崩さないための「3つのマイルール」SNS(Instagram・Xなど)の合格した同級生のアカウントをミュートする同期の「初任給をもらった」「患者さんを診た」というキラキラした投稿は、あなたの焦りを加速させるだけの毒です。1年間、完全に視界からシャットアウトしてください。週に1日、完全に勉強しない「泥の日」を作る365日張り詰めていると、秋頃に必ず燃え尽き症候群になります。「この日は映画を観る」「趣味に没頭する」という免罪符の日をカレンダーに組み込んでください。朝起きる時間を一分たりとも変えないバイトが夜遅くても、朝は必ず同じ時間に起きて太陽の光を浴びてください。自律神経の乱れは思考をネガティブにし、集中力を著しく低下させます。

 

6. まとめ:この1年があなたを「選ばれる鍼灸師」に変える国家試験に一発で合格し、順風満帆に働き始めた治療家が必ずしも大成するとは限りません。挫折を知らずに育った医療人は、時に患者の「治らない焦り」「人生が思い通りにいかない苦しみ」に寄り添うことが難しくなる場合があるからです。この浪人期間中に、あなたが経験する以下のすべてが、将来のあなたの強力な武器になります。法律の壁に直面し、コンプライアンスの重要性を身をもって知ること無資格の助手や介護の現場で、泥臭く患者(利用者)を観察した経験必死に生活費をやりくりし、お金の大切さと時間を生み出す執念を学んだことこれらを乗り越えて手にした国家資格の重みは、一発合格した人の何倍もあります。患者の痛みが誰よりもわかる、深みのあるプロフェッショナルになるための「価値ある1年」にしていきましょう。来年の春、あなたの手元にサクラサク通知が届くことを心より応援しています。

 

 

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2026年05月13日

鍼灸師という「職人」の道へ―

 

鍼灸師という「職人」の道へ――

辞めたい、落ちた、でも好き。将来を切り拓くヒント鍼灸師(はり師・きゅう師)という国家資格を取得し、夢を持って業界に飛び込んだものの、「想像と違った」「仕事がハード」「将来が不安」と悩んでいませんか?あるいは、鍼灸国家試験に落ちてしまい、絶望の淵に立たされている方もいるかもしれません。鍼灸師を辞めたいと感じる理由、国家試験の失敗からの立ち直り方、そして鍼灸師の将来性と、この仕事が持つ本当の「楽しさ」について深掘りします。

 

第1部:なぜ「鍼灸師を辞めたい」と感じてしまうのか?「鍼灸が好き」という気持ちで資格をとったのに、現場に出ると辞めたくなるほどのストレスを感じる。それは決してあなただけではありません。多くの鍼灸師が直面する、共通の悩みがあります。

1. 「技術の壁」と「結果が出ない」焦り鍼灸は「職人技」です。学校で学んだ知識と、現場の生身の患者さんの体は違います。思ったような治療結果が出ず、「鍼灸師として向いていないのでは」と落ち込むことは誰にでもあります。特に、慢性の患者さんや、施術者の意図通りに体が反応しないケースが続くと、自信を失ってしまいます。

2. 労働環境の過酷さ鍼灸院、接骨院(柔整併設院)などでは、立ち仕事が基本です。朝から晩まで施術を行い、合間にカルテ記入や掃除、時には接客業務もこなします。また、土日営業や遅い時間までの営業が一般的で、休みが少ない、体力的にキツイという肉体疲労が「辞めたい」につながります。

3. 「低賃金」への不安初任給が低いケースや、昇給の幅が小さいと感じるケースは少なくありません。特に、技術を磨くための勉強会や教材費が自費であることも多く、若手のうちは「稼ぎたい」という欲求と、「技術を磨きたい」という欲求のジレンマに陥ります。

4. 人間関係(患者さん・院長との板挟み)技術力だけでなく、コミュニケーション能力も必須です。鍼灸院には、身体的・精神的に辛い思いをしている方が来院するため、心理的なケアも求められます。また、院長の治療方針と自分のやりたい治療が合わず、ストレスを抱えるケースもあります。

 

戸澤が鍼灸師になって感じたことを26年4月23日豊島区役所センタースクエアで話しました

よろしければご視聴ください

 

第2部鍼灸国家試験に落ちた……そこからの「立ち直り方」一生懸命勉強したのに、鍼灸国家試験に落ちてしまった。その時のショックは計り知れません。しかし、ここで諦めては本当の負けです。多くのトップ鍼灸師も、一度の失敗を経験しています。貴方の知っている有名鍼灸師も留年してたりしますよ。1. 「期間を決めて」休む・泣くまずは、悔しい気持ちを隠さず、とことん落ち込んでください。3日間、1週間など、期間を決めて、勉強のことは忘れましょう。感情を出し切ることが、次のステップへのエネルギーになります。

2. 敗因を「客観的」に分析する何が原因で落ちたのか?「模試では良かったのに、本番で緊張した」「特定分野(解剖学や東洋医学概論など)の理解が浅かった」「過去問の周回不足」冷静に分析します。もし周りに頼れる先生や、一緒に勉強できる仲間がいるなら、客観的な意見をもらいましょう。

3. 「来年合格するための」スケジュールを組む「来年頑張る」では、また落ちます。「いつまでに、何を、どれくらい勉強するか」を具体的に計画します。毎日、午前中は必ず過去問を解く苦手分野の参考書を夏までに3周するなど、小さな目標(マイルストーン)を設定します。

4. 「臨床現場」で知識を深める(アルバイト)国家資格がないと施術はできませんが、鍼灸院の受付や助手として働くことは可能です。現場の雰囲気、先輩の会話術、患者さんの悩み方を肌で感じることで、勉強のモチベーションが爆上がりします。

 

第3部:鍼灸師の「将来性」はどうなる?「鍼灸業界は頭打ち」「AIに取って代わられる」という声もありますが、果たしてそうでしょうか? 鍼灸師の将来は、実は非常に明るい側面を持っています。

1. 高齢化社会と「予防医療」のニーズ高齢化が進む日本において、痛みや身体の不調を「薬を飲んで隠す」のではなく、「根本からケアする」手段として鍼灸が注目されています。予防医学、未病(病気ではないが健康でもない状態)の段階でのケアは、鍼灸の得意分野です。

2. 「美容鍼」や「スポーツ」への広がり鍼灸の可能性は、慢性痛だけではありません。顔のたるみやシワに直接アプローチする「美容鍼」は、若い世代の女性を中心に爆発的な人気です。また、トップアスリートがコンディショニングのために鍼灸を取り入れていることは有名で、スポーツ現場での需要も高まっています。

3. 海外での評価(World Wide)WHO(世界保健機関)でも、多くの疾患に対して鍼灸の有効性が認められています。欧米では「代替医療」「補完医療」として、医師と連携して鍼灸師が活躍するケースも増えています。技術さえあれば、海外で働くことも夢ではありません。

4. 働き方の多様化(独立・起業)鍼灸師の最大の強みは、一生モノの技術であり、独立して開業できることです。訪問鍼灸、完全予約制のプライベートサロン、特定の疾患専門院など、自分のスタイルに合わせて働き方を変えることができます。

 

第4部:それでも辞めたい人へ――鍼灸師の「本当の楽しさ・やりがい」もし、今の環境が辛くて「技術なんてどうでもいい」と思っているなら、一度立ち止まって、この仕事の「楽しさ」を思い出してみてください。技術が少しでも向上すれば、鍼灸師はこれ以上ないほど楽しい仕事に変わります。

1. 患者さんの「人生」を変える瞬間「30年間悩んでいた腰痛が、鍼を打って初めて軽くなった」「寝たきりだった母が、座れるようになった」こうした言葉を、鍼灸師は日常的に聞くことができます。患者さんの人生の質(QOL)を、自分の技術で直接的に向上させる。これは、医師や看護師とはまた違った、密接な関係性から生まれる、職人的なやりがいです。

2. 「自分の手」が名医になる鍼灸師の武器は、自分の手と鍼だけです。高価な医療機器はいりません。技術を磨けば磨くほど、自分の手が患者さんの不調を見つけ、治療できるようになります。この「自分自身が成長する楽しさ」は、他の職業では味わえない、職人としての快感です。

3. 東洋医学の「奥深さ」という探求心「なぜこのツボに鍼を打つのか?」「なぜこの体質にはこの刺激が必要なのか?」東洋医学の考え方は、非常に論理的でありながら、神秘的でもあります。患者さんの脈や腹部を診て、体の中で起きている「氣・血・水」の乱れを読み解く。これは、一生かけても学びきれない、非常にエキサイティングな探求の旅です。

4. 患者さんとの「深い信頼関係」鍼灸は、患者さんの体に直接触れる、非常にパーソナルな医療です。1人の患者さんと1年、2年、10年と付き合い、家族のような、あるいは親友のような関係になることもあります。「あなたにしか任せられない」と言われることは、鍼灸師としての最大の喜びです。

5. 「技術」は誰にも奪われない財産一度身につけた鍼灸の技術は、誰にも奪われることはありません。もし今の職場が辛いなら、違う職場に移ればいい、あるいは自分で院を開けばいい。自分の実力がそのまま収入や評価につながる、フェアな世界です。

6. 多彩な患者さんとの出会い鍼灸院には、子供から高齢者まで、様々な職種、様々な悩みを抱えた人が来院します。彼らの話を聞くことで、自分の人生観も広がります。患者さんが「先生のおかげで、明日からまた仕事頑張れる」と言って笑顔で帰っていく姿を見ると、この仕事をしていてよかったと心から思います。

 

もう一度、「はり・きゅう」と向き合ってみる「辞めたい」と感じるのは、あなたが真剣に患者さんと向き合っている証拠です。「国家試験に落ちた」のは、まだあなたの手元に、もっと深い知識を蓄える時間が必要だからです。鍼灸師は、体力的には厳しいですが、それ以上に「人の健康と笑顔」に直接貢献できる、やりがいに満ちた素晴らしい仕事です。もし、今の辛さが技術不足から来るものなら、勉強会に行ってみましょう。もし、今の職場がブラックなら、もっと自分を評価してくれる場所へ移りましょう。あなたの技術と手は、誰かの人生を豊かにする力を持っています。その楽しさを、ぜひもう一度、感じてみてください。

 

 

 

 

 

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2026年05月13日

国家試験 マークミス 救済

 

マークミスをしてしまった場合の「救済」の可能性について検証しつつ、近年劇的に向上した試験問題の質と、マークシート試験における自己防衛策について解説します。

マークミスに「救済」はあるか? 結論から申し上げますと、マークシートのズレや記入ミスに対する救済措置は、原則として存在しません。 国家試験は公平性を期すため、機械による採点結果が絶対とされます。

「本来の実力は合格点を超えていた」「ケアレスミスだから」という主張は、残念ながら通りません。マークシートは、指定された箇所を鉛筆で正しく塗りつぶすという「試験のルール」そのものだからです。 しかし、わずかな希望がないわけではありません。試験会場で試験監督官に即座に「ズレ」を申告した場合、その場での修正が認められたり、試験監督が記録を残したりするケースはまれにあるそうです。しかし、試験終了後に「自宅で自己採点したらズレていた」という場合、そのマークシートがどのように採点されたかは、受験生側からは確認しようがありません。機械が機械として読み取ったものが「正解」です。

「不適切問題の劇的減少と試験の進化 一方で、昔と比べて劇的に改善された点があります。それは、試験問題そのものの瑕疵(不適切問題)です。 かつては、正解が複数ある、あるいは正解が存在しないといった「不適切問題」が、多くの国家試験で問題視されていました。そうした問題は、全員正解や採点対象外とされるなどして、結果的に受験生の救済措置となっていました。 しかし、近年はAIや高度な検証システムの導入、問題作成委員会の体制強化により、不適切問題はほぼなくなってきました。試験センター側も、誤解を招くような問い方を徹底的に排除し、問題の質を極限まで高めています。 これは、試験の公平性が担保されているという証左ですが、裏を返せば、「問題の不備に頼った救済」はもう期待できない、ということです。受験生は、純粋に問題の正解と、自身のマークミスがない実力で合格を勝ち取らなければならない時代です。

マークミスを防ぐ「確実な自己防衛」 救済がない以上、自己防衛しかありません。多くの合格者が実践している、マークミスをゼロにするための具体策を挙げます。

「大問ごと」のチェック 全問題を解き終わってからマークをするのは危険です。1ページ、あるいは大問1つ(問1~問5など)解くごとにマークシートを塗りつぶします。こうすれば、ズレても修正は最小限で済みます。

問題番号とマーク番号の「指差し確認」 「問10は、(3)」と声には出さずとも、頭の中で、あるいは鉛筆で指し示しながら確認してマークします。 マークシートの「余白」に問題番号を書く マークシートの各行の先頭に、問題番号(1, 11, 21...)を鉛筆で薄くメモしておくと、列のズレに即座に気付けます。(必ず消しましょう、また試験によっては試験問題及び回答用紙にメモがカンニングとしている場合もあります) 試験終了5分前は「最終チェック」のみ 最後の5分は新しい問題を解かず、マークシートの塗り残しや、問題番号のズレがないかを見直す時間として確保します。

まとめ:ミスは「実力」の一部 厳しいようですが、国家試験においてマークミスは、ケアレスミスではなく「実力不足」として処理されます。極限状態の試験会場で、冷静に、正確に塗りつぶす能力もまた、プロフェッショナルとして求められる「資格」の一部だからです。

近年の国家試験は不適切問題が減り、実力勝負の場となっています。だからこそ、機械は嘘をつかない、という前提に立ち、自分自身でマークを完璧に守り抜くという強い意識を持つことが、合格への唯一の道と言えるでしょう。

戸澤院長が運営している 鍼灸余し個別指導のペインツでは、

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2026年05月13日

20245月学習動画

五月の月次動画です この動画は5/1 08:00公開予定

 

五月は 4月にUPした国家試験問題の解説動画part1

https://youtu.be/B6jPau8T1Ck

学校別合格数がでましたのでそれに関する動画part2

https://youtu.be/BuAC7r19wV4

 

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2024年04月24日
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