第35回より変更があります
五月の月齢動画で話してます
出題の傾向 AIによる予想
より臨床実践を重視した出題へのシフト
「東洋医学臨床論」において疾患名が割愛され、**「症候から病態を捉えて治療する」**という臨床の流れを重視する方針が示されました。これにより、単なる病名の暗記ではなく、提示された症状(症候)から適切な病態把握と治療方針を導き出す、症例問題や思考力を問う問題の重要性が高まると予想されます。
専門基礎分野(医学概論、解剖学、生理学等)の共通化と整合性
あん摩マッサージ指圧師とはり師・きゅう師の間で専門基礎分野の出題基準が統一されました。科目間での整合性や用語・表現の統一も図られており、基礎医学の知識がより体系的かつ正確に問われるようになります。
現代的な医療課題や新しい項目の追加
2020年の改訂以降に重要性が増した項目が追加されています。具体的には、感染症における**COVID-19(新型コロナウイルス感染症)**の追加や、根拠に基づいた医療(EBM)、臨床研究のエビデンスレベル、研究倫理(ヘルシンキ宣言)といった、現代の医療従事者に求められるリテラシーに関する項目が明記されています。
欧文略語の活用
巻末に「欧文略語集」が新たに掲載されました
。臨床医学やリハビリテーション医学などで頻用される略語(ADL、COPD、COVID-19など)が、問題文や選択肢でより正式に使用される可能性があります
。
AIによる予想
難易度の考え方
基本的知識の重視(難易度の維持)
出題基準では、求める知識の内容は「それぞれの任を果たすのに必要な基本的なものであり、専門的レベルの内容にわたるものではない」とされています。このため、基礎から標準的な知識を問うという全体的な難易度設定に大きな変更はないと考えられます。
症例判断の難化の可能性
「症候から病態を捉える」という方針に基づき、臨床論での評価がより実戦的になるため、臨床的判断力を問う問題については、従来の暗記中心の対策だけでは難しく感じる可能性があります。
学習範囲の更新による負担
最新の学問の進歩や社会環境の変化(少子超高齢社会への対応など)を反映し、項目が見直されています。新しい項目や、より重要視されるようになった項目(緩和ケア、災害医療、高齢者保健など)への対応が必要となります。
総じて、第35回試験は**「臨床能力の担保」と「現代医療への適応」**を強く意識した内容となり、基礎医学の確実な理解と、それを臨床場面に応用する能力がより厳しく問われる傾向になると考えられます
第29回鍼灸あまし国家試験の変更点
- 第29回鍼灸国家試験はこのような出題数に変更されました。
- 午前・午後共に2時間10分の試験時間となります。
- これまでの試行結果から約14%の人が、見直しを全部できなかった、問題が最後まで解けなかったと回答しています。この事から、解答の速度をあげる必要があります。
- 経穴の出題が大幅に増えます。腹部、胸部の横並びは暗記が必要です。
- 要穴表の取穴は絶対に覚えてください。
- 基本的には全ての問題において60%以上の正解率を考えて制作しているようです。
- 約10%強は60%以下の正解率の問題になってしまっているようです。
- 出題の難易度は例年通りと考えられますが、出題数の増加と1問辺りの回答時間の短縮の影響が心配されます。